
山梨市で厳しい冬を迎え、「家の中が寒い」「暖房を使っても足元が冷える」とお困りではありませんか。山梨県の冬は盆地特有の厳しい寒さと乾燥が特徴で、適切な寒さ対策が快適な暮らしには欠かせません。この記事では、今シーズンすぐに実践できる寒さ対策から、来春以降に計画すべき本格的な断熱リフォームまで、タイミングと費用相場を含めて詳しくご紹介します。
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山梨市に拠点を構える三嶋工務店は、平成19年の創業以来、地域のみなさまの快適な住環境づくりをお手伝いしてまいりました。新築工事からリフォーム工事まで幅広く対応し、お客さまの想いに寄り添った丁寧な施工を心がけております。
山梨市の冬の気候特性と寒さ対策の必要性

山梨県は内陸性気候の影響を受け、特に冬季は厳しい寒さが特徴です。気象庁のデータによると、山梨県甲府では1月の平均最低気温がマイナス2.1℃、2月がマイナス0.7℃、12月がプラス0.3℃まで下がります。山梨市も同様に盆地特有の冷え込みを経験する地域です。
盆地特有の冷え込みと八ヶ岳おろし
山梨県の盆地では、夜間の放射冷却によって冷気が盆地に流れ込み滞留する「冷気湖」が形成されます。特に八ヶ岳から吹き下ろす「八ヶ岳おろし」と呼ばれる冷たい風が、冬の気温をさらに下げる要因となっています。また、盆地では年平均湿度が全国平均よりも低く、冬から春にかけて空気が著しく乾燥します。
冬場の住宅で起こる問題
冬場の住宅では、窓からは約50〜60%もの暖かい空気が外に逃げていきます。断熱性能が低い住宅では、室内の温度差によってヒートショックのリスクが高まるほか、窓周辺で冷やされた空気が足元に流れる「コールドドラフト現象」により、暖房をつけていても足元が寒く感じられます。
今シーズン間に合う|すぐできる寒さ対策
本格的な断熱リフォームは来春以降の計画になりますが、今シーズンの寒さをしのぐために、すぐに実践できる対策があります。
窓の簡易断熱対策
ホームセンターで入手できる断熱シートや隙間テープを活用することで、ある程度の寒さ対策が可能です。窓ガラスに貼る断熱シートは1,000円〜3,000円程度、隙間テープは数百円から購入できます。窓枠とサッシの隙間を埋めることで、冷気の侵入を防ぎ、暖房効率を高めることができます。
厚手のカーテンや断熱カーテンへの交換も効果的です。カーテンは床との間に隙間ができないよう、窓より大きめのサイズを選ぶことがポイントです。
短期間で完了する内窓設置
内窓(二重窓)の設置は、1窓あたり1〜2時間程度で工事が完了するため、今からでも十分間に合います。特に長時間過ごすリビングや寝室の窓に優先的に設置することで、この冬の快適性を大きく向上させることができます。
まずは長時間過ごすリビングや寝室の窓から優先的に対策することで、費用対効果が高くなります。簡易的な対策で様子を見ながら、来春以降の本格リフォーム計画を立てることをおすすめします。
来春からの本格リフォーム計画

家全体の断熱性能を向上させる本格的なリフォームは、計画から完了までに一定の期間が必要です。来シーズンの冬を快適に過ごすために、今から計画を始めましょう。
計画を始める最適なタイミング
断熱リフォームの計画は、冬が終わった3月〜4月に始めるのが理想的です。この時期に現地調査やプランニングを行い、気温が安定する5月〜9月に工事を実施することで、次の冬を迎える前に完了させることができます。特に暑さが本格化する前の5月〜6月は工事がスムーズに進みやすい時期です。
補助金制度の活用を見据えて
2025年度の断熱リフォーム補助金は12月31日までの工事完了が条件となっているため、今から新規で申請するのは現実的に困難です。しかし、2026年度も同様の補助金制度が継続される可能性があります。春から計画を始めることで、2026年度の補助金申請に余裕を持って対応できます。
2025年度は断熱窓導入の集中的支援として位置づけられており、大型補助事業の最終年とされています。2026年度以降の制度内容は未定ですが、省エネ化支援は継続される見込みです。早めに情報収集を始めることをおすすめします。
窓の断熱リフォームの種類と費用相場
住宅の中で最も熱の出入りが大きいのが窓です。窓の断熱リフォームには主に3つの方法があり、それぞれに特徴と費用が異なります。
内窓設置(二重窓)
既存の窓の内側に新しい窓を追加する方法です。工事は1〜2時間程度で完了し、比較的手軽に実施できます。断熱効果だけでなく、防音効果も期待できる人気の工法です。
窓ガラスとサッシの交換
単板ガラスから複層ガラス(ペアガラス)やLow-E複層ガラスへの交換も効果的です。ガラス交換の費用相場は1窓あたり5万円〜15万円程度です。
また、熱伝導率の高いアルミサッシから樹脂サッシへの交換も断熱性能を大きく向上させます。カバー工法であれば1窓あたり10万円〜20万円程度で交換可能です。
玄関ドア・浴室・床の寒さ対策
窓だけでなく、玄関ドアや浴室、床からの冷気も快適性を損なう要因です。
玄関ドアの断熱リフォーム
玄関も開口部として熱の出入りが多い場所です。既存のドア枠の上から新しいドア枠をかぶせる「カバー工法」であれば、1日で工事が完了します。断熱性能の高いドアへの交換により、玄関周辺の温度環境が改善されます。費用相場は20万円〜40万円程度です。
浴室と床下の断熱対策
浴室の窓を断熱窓に交換することに加え、浴室暖房の設置も効果的です。ヒートショック対策として重要な箇所です。浴室窓の交換は5万円〜15万円程度、浴室暖房の設置は10万円〜20万円程度が相場となっています。
床からの冷気を防ぐには、床下に断熱材を施工する方法が効果的です。床下断熱リフォームの費用相場は、1㎡あたり4,000円〜8,000円程度です。
窓の断熱
効果:最も高い断熱効果
優先度:高
費用:5万円〜15万円/窓
玄関ドアの断熱
効果:玄関周辺の改善
優先度:中
費用:20万円〜40万円
床下断熱
効果:足元の冷え改善
優先度:中
費用:4,000円〜8,000円/㎡
断熱リフォームの補助金制度

断熱リフォームには国の補助金制度を活用することで、費用負担を大きく軽減できます。
2025年度の補助金制度
2025年度は「先進的窓リノベ2025事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」が実施されています。先進的窓リノベ2025事業では、窓の断熱リフォームに対して1戸あたり最大200万円までの補助が受けられます。
ただし、2025年12月31日までに工事が完了することが条件となっているため、現時点から新規で申請し工事を完了させることは時間的に困難です。
2026年度に向けた準備
2026年度の補助金制度の詳細はまだ発表されていませんが、住宅の省エネ化支援は国の重要政策として継続される見込みです。春から計画を始めることで、2026年度の補助金制度が発表され次第、スムーズに申請できる準備が整います。
補助金制度の申請には事前の調査や書類準備が必要です。春先から相談を始めることで、2026年度の制度発表後すぐに申請できる態勢を整えられます。三嶋工務店では補助金申請のサポートも行っております。
まとめ
山梨市の冬は盆地特有の厳しい寒さが特徴です。今シーズンの寒さには、断熱シートや内窓設置などですぐに対応できる方法があります。一方で、家全体の断熱性能を本格的に向上させるリフォームは、来春から計画を始めることで次の冬を快適に迎えることができます。
2025年度の補助金制度は申請期限が迫っていますが、2026年度も省エネ化支援は継続される見込みです。春から準備を始めることで、補助金を活用した効率的なリフォーム計画が可能になります。
三嶋工務店では、山梨市の気候特性を熟知したスタッフが、お客さまのご予算やご要望に応じた最適なリフォームプランをご提案いたします。今シーズンの応急対策から、来年に向けた本格的な断熱リフォームの計画まで、お気軽にご相談ください。











